2018年9月6日3時7分発生 胆振東部地震
私は荷物が散乱した真っ暗な部屋を飛び出し、避難した車内の中でスマホを使い情報収集をしながら夜が明けるのを待っていました。
夜が明け、ちょうど厚真町の映像がネットニュースで流れてきだしたころ、私は最後まで連絡が取れなかった厚真町の友人宅に車を走らせました。
厚真町に近づくにつれ、道路がデコボコし、いろんな物が傾いたり倒れたりと被害の大きさに友人の安否が気になり不安な気持ちで先を急ぎました。
友人宅に着くと、全壊した家の庭にみんな避難しており、子供達も不安そうにしておりました。
上空にヘリがたくさん飛ぶ中、不安そうな子供達を少しでも笑顔にしたくて、ひたすら遊んだ被災当日。
何か出来ないかと考えたあげく、その日の夜に支笏湖をベースにカヌーツアーを行っている〝かのあの松澤君〟に、被災した子供達の心のケアを少しでも手助け出来るように被災した家族をカヌーに招待しよう!
バスも用意するから、手伝って!!っとメッセージを送りました。
まず、避難所で生活住している家族を招待するのには、カヌーだけではダメだと思い、【カヌー】【温かい食事】【お風呂】この3つは外せない。
この3つを同じフィールドで出来るのは支笏湖温泉街しかない、そう思い松澤君に休暇村支笏湖で食事と温泉を手配してもらい、いいタイミングで〝ニセコUKKAの太田さん〟から、ボランティアしたいんだけど、バスもあるし何処か紹介してという連絡を頂き、本当に色んなことがマッチングし、地震発生後8日目にイベントを開催することができました。
開催当日、避難所にUKKAバスで迎えに行くと元気な子供達!!
ツアーの様子は文章ではなく是非動画でみてください。
私が先頭を切らないと子供達が行かないと、真っ先に支笏湖に飛び込んだお母さん達!!
避難所では水が貴重なのに、こんなに水遊びができるっと着替えがないのに楽しそうに泳いでた子供達!!
私たちも、まさかここまでの笑顔が見れるとは思っていませんでした。
本当にカヌーって素晴らしい!!
被災後、遊び場がなくなり、避難所ではうるさいと怒られたり、おとなしくスマホでゲームをしたり、余震に怯えたりと、不安で24時間気の休むことが出来なかった子供達。
きっとこの地震の恐怖は何年も消えることがないでしょう。
そう、私は阪神淡路大震災の被災者です。
震災後10年くらいは、物音や、サイレンの音に敏感になり過ごしていました。
あの時は助けてもらった側、今回は助ける側。
この助け合いのサイクルがきっと人生を豊かにする事を、少しでも子供達にも感じ取ってほしいです。
今回、食事やおやつなどの費用の一部は、私の南富良野やルスツの友人などのカンパで補いました。
今回 カヌーツアーは かのあさん、バスはUKKAさん、温泉に食事を格安で提供時てくれた休暇村支笏湖さんと、沢山の方の協力で実行できました。
今回の活動は今後も続けて行きますが、今回協力してくれた皆さんも、観光客のお客さんを相手に商売しており、報道でも知っての通り、震災後キャンセル続けで仕事を失った被災者です。
今後もこの活動は続けていきます。
しかし、実際多額の費用がかかってしまい、何回も開催していると、正直私達の負担も大きくなります。
そこで。この活動に共感してくれ、この活動を支援してくれる企業様、個人様を探しております。
ご連絡ください。
【お問合せ】
Gateway Tours
代表 專齊 健太(センサイ ケンタ)
090-9086-3604
【お振込み】
北海道銀行
苫小牧東支店
普通 0857361 ゲートウェイツアーズ
Gateway Tours
代表 專齊健太